代表的な症状を確認

がんじがらめのイメージ

適応障害の症状とその他のうつ気分と見分けて対策することが正しい取り組みだといえます。適応障害やその他いろんな精神的な症状について調べたとき自分の症状が当てはまるのではないかと感じることもありますが、冷静な判断をすることが大事です。大事なのは、社会的な影響が出ているかどうかということなのです。
適応障害の症状は四つに分けられています。不安症状やうつ症状、問題行動や身体症状が出ることが適応障害があるかないかの判断基準となります。これら四つが全て症状として出ることもあれば、いづれかが突出して目立つ状態になることが適応障害といえます。

不安症状としては不安感や恐怖感があります。何をしても十分ではないのではないか、失敗するのではないかという不安感や、電車に引かれてしまうのではないかという恐怖感と常に戦っている状態では身体も疲れてしまいます。身体の疲れはやがて動悸や吐き気にもつながってきてしまい、そのままの状態で勉学や仕事をするのが困難になります。うつ症状とはうつ病にも見られる症状ですが、これと似ていて憂鬱になってしまったり喪失感を感じてしまったりすることがあります。これが適応障害がうつ病に発展する要因となっています。ふとした瞬間に自殺願望がよぎってしまう、感情が不安定になり泣いてしまうのもうつ症状の一つです。

身体症状はうつ病になったときも出てきますが、適応障害では感冒様症状が出てくることもあります。感冒様症状とは鼻詰まりやくしゃみ、発熱など風邪のような症状があります。これが風邪ではなく二週間以上続き感染症ではないのであれば適応障害も疑いましょう。身体的な症状やうつ症状などは自分の心の中や身体の中で起こることなので気づかれにくいです。問題行動は反対に気づかれやすいですが、性格的な問題と片付けられてしまうこともあります。勤務怠慢は特にそうですが、他にも過剰飲酒をしてしまったり、喧嘩をしてしまうなど、社会的に望ましくない、年齢や社会的役割にそぐわない行動が目立ってきた場合は精神的な障害が予想されます。