そのままにしない

顔をしかめる男性

不安やストレスはいろんな症状を引き起こしてしまいます。適応障害はその一つです。適応障害は直ちに治す必要がありますが、これはなぜかというとその後の重篤な症状として出てきてしまうことがあるからです。適応障害と最初に診断されたとしてもうつ病と病名が変わっている人が実に全体の40%ということなので、うつ病に進行しないためにも適応障害の治療をしっかり行なうことが大事だといえるのです。ストレスをそのままにしないことが今後の健康維持にも役立ちます。

そもそも、ストレスを受ける要因というものは人によって全く違う様相を呈してきます。適応障害やうつ病を引き起こす原因となるストレスとしては、生活環境の変化がひとつあげられます。しかし、この生活環境の変化は誰しもが経験することです。引越しによっても起こりますし、進学や就職によっても起こります。特に人がずっと同じ場所に住むということがなくなった現代ではそれは当然のことのように片付けられてしまうことが多いのです。もちろん、引越しや就職をしたからといってすべての人が適応障害になるわけではありません。重要な点は「このくらいのこと誰でも経験している」と片付けてそのままにしてしまうことです。その結果気持ちを片付けないまま心の中に澱として不安やストレスが蓄積されていくことになるのです。このストレスは心に溜まり過ぎるとやがて精神面だけでなく身体症状としても出てきてしまいます。

適応障害を引き起こしてしまうほどのストレスは人によって違うということを把握しておくと良いです。そして、もし辛いと感じた時、それが長期に渡らないように気をつける必要があります。しかし、どうしても環境を変えることができない状況があります。そんな時はストレス外来などがあるメンタルヘルスクリニックを利用するべきです。ストレスによって体調が変化し、それが回復したとしても見逃すべきではありません。ストレスに対する反応として、一時的に回復するのは当然のことだからです。